概要
研究代表者
高瀬克範（北海道大学大学院文学研究院）
研究分担者
米田穣（東京大学総合研究博物館）
江田真毅（北海道大学総合博物館）
西田義憲（北海道大学大学院理学研究院）
研究協力者
Ben Fitzhugh (Department of Anthropology, University of Washington)
Michael Etnier (Burke Museum)
Seth Newsome (Biology Department, University of New Mexico)
目的
北海道島および千島列島における海獣・海鳥類の古生態と人類によるそれらの利用内容の解明
内容
北海道島の千島列島の考古学的遺跡から出土した動物遺体を用いて，炭素・窒素同位体分析，アミノ酸窒素同位体分析，コラーゲンフィンガープリント法，古代DNA分析を用いて目的を達成する計画です。北海道島は過去7000年間の貝塚遺跡などから出土したキタオットセイ，ラッコ，マダラ，クジラ類，ウミワシ類を，千島列島はバーク博物館に保管されているKBPコレクションとKAAPコレクション中のキタオットセイ，ラッコ，マダラ，クジラ類，ウミワシ類，ライチョウを対象として上記の分析を実施する予定です。